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遠赤外線ヒーターの構造について

遠赤外線ヒーターは、通電により電磁波の一種である遠赤外線を発生させる発熱体を用い、そこから放射される遠赤外線を受けたものが暖められるという性質を利用した暖房器具です。

発熱体の種類によってハロゲンヒーターやカーボンヒーターなどに分類されていますが、ちょうど普通の電球や蛍光灯が電気を流すことで主として可視光線を発生させて照明器具として使われているのと似た感じで、電気を流すことで主として遠赤外線を発生させることでそれを受けた対象物が暖められることを利用しています。

ただ、普通の電球や蛍光灯も、本来の用途の上では可視光線だけを発生してくれれば最も効率的なものの、素材や仕組みの関係上ある程度は赤外線など他の形でエネルギーが使われています。遠赤外線ヒーターもこれと同じで、本来の用途の上では遠赤外線だけを発生させれば最も良いのですが、それは実際には困難で、スイッチを入れると発熱体は赤く光ります。

赤い光はもちろん遠赤外線ではなく赤色の可視光線であり、対象物を暖める効果には乏しいのですが、構造上完全に排除するのは困難という意味と、後はむしろ赤く発光していたほうが人の目にはいかにもしっかりと動作していて、視覚的にも暖かく感じるというイメージ的な要素もあります。遠赤外線ヒーターは、そこから放射される遠赤外線を吸収したものが暖まるわけですから、室内の空気は直接的には温まりません。また、金属製のものも、遠赤外線は反射してしまうために暖まりにくいです。

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